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株式会社USEN(ユウセン、英文名称:USEN CORPORATION)は、有線ラジオ放送最大手の企業。大阪証券取引所ヘラクレスに上場、証券コードは4842。
概要同軸ケーブルによる有線ラジオ放送「USEN440」は有線放送業界1位である。440とは一般用チューナーで受信可能なチャンネル数を表すが、未使用チャンネルもあり、ステレオ放送は2チャンネル分消費するため番組数は440より少ない。業務用途ではリース用としてさらに多くのチャンネルが存在する。 全国にケーブルを張り巡らせたノウハウを活用し、新たに光ケーブルを敷設してFTTHによるインターネットサービスプロバイダ事業も行っている。この他、同軸ケーブルを使わずに通信衛星を用いた電気通信役務利用放送「SOUND PLANET」も行っている。 創業当初は当時の社名だった大阪有線放送社の社名が示すとおり、大阪府大阪市に本社を置いていたが、現在は東京都港区赤坂に置いている。また2005年からインターネットの商業放送事業「パソコンテレビGyaO(ギャオ)」を展開している。 1998年に社長に就任した宇野康秀は、リクルートコスモス(現 コスモスイニシア)出身で人材派遣大手のインテリジェンスの創業者であり、現在も同社の取締役会長を務めている。またUSENとインテリジェンスは従来直接の資本関係はない事実上の兄弟会社の関係にあったが、2006年3月にインテリジェンスと学生援護会が合併することを発表したことに伴い、USENが学生援護会の株式を取得したほか、宇野康秀が個人で保有していたインテリジェンス株の大半もUSENに譲渡されたため、現在はインテリジェンスがUSENの子会社となっている。 2004年から2006年にかけて、大手レコード会社のエイベックスと業務・資本提携していたことがある(現在は業務提携のみ)。 沿革
会社の状況(2008年2月29日現在)
大株主
主要関連会社連結子会社
関連会社
組合
創業者創業者の宇野元忠(中国名:于元忠)は電柱の「無断使用」で知られ、政府の悩みの種として1970年代の歴代内閣の申し送り事項であった。有線ラジオ放送を契約してから利用者まで線を引くのに、迅速な工事をモットーとしたため、法令上の許可等をとらない工事も目立ち、また酷い場合には、電線を切断して自社のケーブル架設を優先させたりもした。国会でも「ハエを追い払って一時そのあたりにハエがいなくなったと思ったら、またハエがたかってくるといった、ゲリラ的と申しますか何と申しますか、まことにどうも言語道断な現状にあります(1977年4月27日衆議院逓信委員会)」とまで言われている。このことから 、1985年8月20日に有線ラジオ法違反で宇野元忠社長他幹部が逮捕されている。1994年に同社は関係正常化宣言を行い、新規に敷設するケーブルの電柱使用に際し、事前に許可を取る方針に転換するが、以後も過去に敷設したケーブルの電柱使用料の支払い等を巡り問題は継続することになる。 また、当時は在京のFM局等を地方で聴くことが出来るラジオ放送の「無断再送信」も大きな問題となっていた(著作権法改正やラジオ局のインターネット配信の影響もあり、1999年12月に番組改編が行われ通常の聴収地域外での再送信は中止された)。 その後、宇野康秀が社長に就任してからは、非合法状態のままでは電気通信事業者としての認可を得られないなどの問題から、本格的に事態の収拾が図られ、2000年4月には電力会社・NTT等との間で過去に遡った清算が完了し郵政省(当時)に有線放送ラジオ事業者としての届出を受理されるに至っている。現在では電柱使用料負担の削減のため、商業地域外ではケーブルを撤去しSOUND PLANETへ切り替えるケースが増えている。 顧客勧誘問題2004年には有線放送業界2位のキャンシステムの顧客に対し、加入料や聴取料の大幅割引をして顧客を誘引したことから、公正取引委員会から排除勧告を受けた。 また2007年12月21日にUSENから委託を受けた業者が、抽選箱に2等くじのみを入れておき当選したと思い込んだ客に特別な割引をしているように見せかけ契約させる手法(当選商法)が悪質な契約約款違反にあたるとして、総務省から文書による警告の行政指導を受けた。 労基法違反問題同社は残業代を支払わない事で知られており、労働組合から糾弾を受けている。また、2008年だけで少なくとも2回、管轄労働基準監督署の立ち入り検査を受けた。 同社主催音楽番組関連項目備考
外部リンク
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