True Crime

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True Crime(トゥルー・クライム)はActivisionから発売されたアクションゲーム。主人公は警察官となって銃器や格闘技を用いて街中で発生する犯罪を取り締まり、またメインとなる事件を追う。2007年時点で2作品が出ている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

概要

True Crime:Streets of LA

以下LA。 2003年11月3日Activisionからプレイステーション2XboxそしてPC(PC版は2004年5月11日)で発売されたゲームソフト。日本語版は2004年10月28日に株式会社カプコンからプレイステーション2Xboxで発売。

舞台はロサンゼルス。主人公は精鋭部隊E.O.Dの捜査員となり、チャイニーズマフィアやロシアンマフィアなどの組織犯罪を追う。

登場人物


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


  • ニコラス・カン:ゲームの主人公でE.O.D.捜査官。通称ニック。捜査中に問題をおこしたらしく、停職処分となっていた。父親の失踪に疑問を抱いている。実名はニコラス・ウィルソン。父親の蒸発で名前をカンに変えた。LAが生まれ故郷。
  • ケアリー:ニックの弟。LAでいくつもの道場を開いている。何者かに誘拐される。
  • ヘンリー:ニックとケアリーの父親。何者かに殺された。
  • ロージー・ベラスコ:ニックの相棒兼お目付け役のエリート刑事。ニックとは犬猿の仲。ニックの相棒になるはずだったが本人が嫌がり、ニックの情報係となった。
  • チーフ:ニックとロージーの上司。冷静沈着。
  • マスターソン:FBI捜査官。ニックのやり方に反感を持っている。
  • ウー爺さん:チャイナタウンの長老。ニックが追う事件の秘密を知っているらしい。年齢は342歳。いろいろ魔法を使えるらしい。
  • ビック・チョン:チャイニーズマフィアのボス
  • ロッキー:ロシアンマフィアのボス
  • 将軍:北朝鮮軍の将軍。ロシアと中国と組んで偽札を作っていた。ロシアとは完璧なパートナー。(日本版TRUE CRIMEでは某国軍の将軍となっているが英語版ではNorth Korea Army北朝鮮陸軍の将軍と字幕表示される)
  • ラファティー ロッキーと組んだ警官。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


内容について

GTA3発売以降みられるようになった3Dで作られた都市を動き回るアクションゲーム。基本的には主人公を操作する。街中を走る車やバイクを奪って乗れるなど、GTAシリーズと似ているところは多い。しかしこのゲームは主人公が警察官なので無闇に一般民や治安維持部隊などを殺害するとペナルティが与えられる。ペナルティの内容については以降に記す。

True Crime Streets of LA の特徴

  • 舞台となるロサンゼルスを実際の建物の大きさや面積を実際に基づいて再現している。
  • 主人公は警官なので、自由行動ができるときは街中で発生する様々な事件に対処することができる。
  • 事件を解決するとポイントが貯まり、一定以上になるとランクが上がり、様々な新しいスキルを獲得できる
  • スキルには銃器の取り扱いに関するもの、運転に関するもの、格闘技術に関するものがある。
  • 無闇に人を殺したり、警官を攻撃したり、無抵抗の犯人を殺すなどするとバッドポイントが貯まり、バッドゲージが増える。ゲージが増えすぎると時間経過でポイントが減るまで 自分が警察に追われる。
  • ミッションで失敗しても次に進める。
  • 成功と失敗でその後のシーンが大きく変化する。

犯人逮捕までの流れ

ロサンゼルス内を移動していると無線がはいる。無線では犯罪の内容などが説明される。そしてすぐさま現場に急行する。喧嘩などの場合は犯人は銃を持っている事が少ないが、発砲事件の場合、犯人はかならず銃をもっている。気を付けなければいけないのがこちらに危害を加えていないのに犯人を殺害してしまうとバッドポイントとなりポイントを減らされてしまう。逆に犯人に致命傷を負わせずに逮捕できたならグッドポイントとなりポイントが増える。また犯罪の内容が銃撃戦の場合、犯人を射殺してもバッドポイントにはならない。しかしその銃撃戦に治安維持部隊(警官やSWATなど)が参加していて、犠牲をだしてしまった場合バッドポイントになってしまう。


True Crime:New York City

以下NYC。 Street of LAの続編。2005年11月15日Activisionからプレイステーション2Xboxそしてゲームキューブで発売されたゲームソフトPCでは、2006年3月24日発売。日本語版はスパイクから2006年7月27日にプレイステーション2で発売された。 余談だが、ゲーム内では、髪型や、服装を変えることができたり、もしくは車に乗るとき、または奪うときのテンポが、 GTASAに似ていることから、妙に『グランドセフトオート・サンアンドレアス』を意識したような作りとなっている。

舞台はニューヨーク。ストリートギャングの主人公は何者かの仕掛けた罠により父と共に命を落としかけ、またその時に助けてくれた恩人のテリー刑事を殺害される。何者の意図によるのか、その秘密を追う。

主な登場人物

マーカス・リード
元ストリートギャングでニューヨーク市警察路上犯罪課の刑事で本作の主人公。2000年、自分と父に仕掛けられた罠で瀕死を負うが、テリーに助けられ警官となる。そして警察官となり5年が経つ2005年に昇進試験で合格しテリーのコネで組織犯罪課に入る。しかし捜査中にテリーが殺されビクターのはからいで路上犯罪課に飛ばされてしまう。ガブリエルと協力し単独でテリー殺害の真実を追究する。
イサイア・リード
かつて裏社会で"King"とあだ名された大物で、マーカスの父。マーカスと共に殺されそうになった後、特別扱いで収監。服役中だが、キングの力は衰えておらずマーカスの情報提供者でもある。
テレンス・ヒギンズ
ニューヨーク市警察組織犯罪課の刑事。通称テリー。マーカスの恩人であり、マーカスを組織犯罪課に呼んだのが彼である。事件の捜査中に何者かに殺害される。しかし彼こそが市警本部のスパイで捜査から逃げるため自分を偽造死したのであった。ビクターが逮捕された後、マーカスの元に現れ2人で逃げようともちかけるがマーカスに断られる。バットエンディングではそのまま地下鉄でマーカスに頭を撃たれ
死亡。グットエンディングでは、マーカスから逃げ列車内で銃撃戦を起こし列車の車両を外し逃げようとするが線路を撃たれ脱線し車両が爆発し死亡。
ビクター・ナバロ
ニューヨーク市警察組織犯罪課の責任者。テリーの勧めで渋々マーカスを部下にするが、テリー死亡後はすぐに路上犯罪課に飛ばしてしまう。婚姻はしてるが市内に住んでおらず電車通勤でグランドセントラル駅の125番ロッカーに私物を入れてる。マーカスは4つの犯罪組織のボスからの情報でビクターを犯人と断定しマーカスとガブリエルがロッカーを調べ偽札が出てきた。グットエンディングでは、そのままFBI捜査官に逮捕され連行された。バットエンディングではあまりの怒りに捜査官から銃を奪いガブリエルを撃ち地下鉄の列車内でマーカスと乱闘する。その後、マーカスに殺害された。マーカスはビクターは犯人ではないと思いながらも嫌いだっため殺害された。
しかし彼は犯人ではなくテリーが仕掛けはめられたので彼は、冤罪であった。
ディーナ・ディクソン
ニューヨーク市警察路上犯罪課の責任者。飛ばされてきたマーカスに、市内で頻発する路上犯罪の取締り強化を指示する。
ガブリエル・ホワイティング
FBI捜査官。市警察内部にいるスパイの内偵をしており、マーカスにテリー殺害にもその者たちが関与していることを指摘し、内偵に協力させる。4つの犯罪組織のボスを逮捕しマーカスからビクターが犯人だと聞かされ捜査令状をつくりグランドセントラル駅でビクターを呼び出した。グットエンディングでは、ビクターを逮捕し連行させマーカスがテリーを殺害し終府をうつ。バットエンディングでは逮捕に納得いかないビクターに逆上され部下の拳銃で撃たれ生死は不明。ヘビースモーカーでもある。

NYCの特徴やLAとの違い

警察の仕事

  • 給料が導入され、プレイヤーは犯人を逮捕したり昇進したりするたびに警察からお金をもらえる。そのお金でいろいろなものを購入する。
  • 市内はいくつもの分署管轄区に分かれていて各管轄には犯罪発生率があり、自由行動時にパトロールをし、犯罪を取り締まり続けることで犯罪発生率が低下。一定以上の犯罪を取り締まると「安全」の状態になる。全管轄を「安全」にすることが、主人公が上司から課せられている基本的な任務である。またセントラルパークを除く各管轄には最低一つの交番があり、そこでは自分の車を出す、証拠を提出する、給料を貰うと言ったことができる。
  • 私服でパトロールをして事件に対応する時、銃を出したり発砲することで、制服警官が犯罪者と誤解し銃で撃ってくる。この時にバッジを見せれば警官たちはそれをやめるが、主人公が制服を着用していることで誤解を最初から避けることも可能。
  • バッドゲージが一杯に貯まった状態でヒットポイントが0になると、不祥事に対する処分としてパトロールオフィサーに一時的に降格させられる。降格中は着用できる服は制服のみでロッカーは使用できず、また自分の車両を市警の車庫から出すこともできない。降格は市内で容疑者を3人逮捕することで解除される。
  • 街で起きる事件は多様になり、さらに建物の中でも事件が起きるようになった。強盗、暴力、強姦、ガサ入れなどがあり、また室内には犯罪の証拠物が残されていることもある。証拠物を回収して市警に提出すると、昇進に必要なキャリアポイントと給料が得られる。また市警に提出せずに質屋に横流しすることも可能で、市警に提出よりはるかに多いお金を得られるが犯罪発生率に悪影響があり、またバッドポイントも増える。あまりに一度に大量の物資を横流しすれば、ゲージが一気に上限まで上がってしまい警察に追われる。
  • ある程度物語が進むと、主人公は上司から違法なストリートレースや賭け闘技場の取締りを命じられる。街中にそれらに参加申し込みをするポイントが現れ、掛け金を払って参加、勝利すれば掛け金に応じた賞金を貰う。全ての試合で勝利すると、主催者との勝負になる。

車両

  • バイクに乗れるようになった。
  • いくつかの覆面パトカーベース車両や、一般車両の気に入ったものを給料から購入できる。警察車両は市警本部内にある車両係か交番で、それ以外の一般車両は市内に点在するカーディーラーで購入する。最初に一台だけ、フォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプター覆面仕様風の覆面パトカーを貰う。
  • 車両の破損は街にある修理工場で有料で修理することができ、また一般車などはここで刑事用改造を施しサイレンとパトライトを装着することで、覆面パトカーにできる。一部の車両はグレードアップの改造することができ、外観や性能を変えられる。

武器・戦闘関連

  • LAではスキルアップごとに自分の拳銃がパワーアップしていったが、NYCでは武器の種類が大幅に増え、購入することでそれらを装備することが可能となった。武器は市警本部の武器庫、もしくは街にあるガンショップで購入する。武器の種類は拳銃や自動小銃、サブマシンガン、ショットガン、狙撃銃など警察の装備としてよく知られているものから、街のガンショップでしか買えない対戦車ロケット砲、ガトリングガン、マグライト、ナイフ、マチェット、地雷、手榴弾など強力なもの、また離れた相手に針を撃ちこんで電撃を加えるスタンガンや警棒、電撃を加えられるスタンスティック、マグライト、閃光手りゅう弾、麻酔銃などの非致死性武器もあり、相手を安全且つ生け捕りにするのに役立つ。一度に持ち運べる装備には限りがあって、持てない分については自分が持っている車のトランクに保管されており、トランクを開けて武器の持ち換えができる。警察の武器庫では有料でガンスキルが学べ、各階級ごとに一つのスキルがある。
  • 支給品の38口径の自動拳銃以外の銃は弾数制限があり、撃ち尽くすと弾薬を補給するまで使用することができない。弾薬の補給は自分の車のトランクを開けるか、市警本部に戻ることによって行われる。
  • 片手で扱える拳銃などは同じ銃を2丁揃えることで、両手撃ちができる。
  • 格闘技は空手テコンドーなどいくつかのスタイルがあり、好きなスタイルと特別な技を街にある道場でお金を払って習得できる。ただしスタイルの総数より実際に覚えられる数が少ないので、覚えられるだけの数を覚えてしまうと、新たなスタイルを得るためにはいずれかと入れ替える必要がある。
  • 格闘技は強攻撃(□)と弱攻撃(×)、□+×でのとび蹴り、相手の腕を掴んで(○)攻撃した時の技、そして道場で購入できる各スタイルごとの特別な技で、前作のようなコンボ入力の技と言うものはない。ただし敵の残りヒットポイントが少ない時に弱攻撃を3連発で決めると画面下に横長のゲージが現れ、それが消える前に□や×を連打をしてゲージを高めると、強力なダメージを相手に負わせる攻撃をする。
  • 一撃必殺の暗殺技が使えるようになった。敵がこちらに気づいていない時にしゃがみ(L3)状態で移動すると、正面に行かない限り接近しても気づかれない。この時に背後に回りこみ、○や×で攻撃すると暗殺技で敵を即死させる。敵のアジトに侵入するようなミッションでは役に立つが、バッドポイントが少し増える。

買い物や交通

  • 市内には多くの店があり、主人公は後述の武器や服の他、ヒットポイント回復のために食料品や医薬品を買える。前作では街中を自由行動している時のヒットポイント回復は薬局で薬を買うのみであったが、今作では露店や食料品店、薬局、ファーストフード店など色々ある。品物は薬をはじめとしてコーヒードーナツのセット、フィッシュアンドチップスサンドウィッチワインホットドッグなど様々だが、高いものほどヒットポイントの回復量も大きい。この店は先述の犯罪発生率が高いと開いているものが少なくなり、犯罪発生率の低下によって増えていく。
  • 主人公の着替えが可能となり、市警本部地下のロッカーで着替えられる。スタート時点で装着できるのは私服1種類と制服のみだが、街にあるブティックで服を購入することで、ロッカー内にある服の種類も増えていく。
  • タクシーや地下鉄といった交通機関を使うことにより、遠隔地でも一瞬で移動できるようになった。タクシーの方が地下鉄より高く、南北に細長いマンハッタンの端から端まで移動すると、およそ40~50ドル程度。その代わり、どこでも好きなところに移動できる。地下鉄はタクシーより安価だが、駅から駅までしか移動できない。
  • CD店でCDを購入すると、乗車中にかかるBGMを変更できる。

LAとNYCの全体的な比較

上記のようにゲームの内容についてはLAとNYCは違うところが多いが、全体的の雰囲気を比較してみてもかなり違うところがある。

格闘

LAではコンボ形式で敵を倒していたが、NYCではLAの様にコンボ形式ではない。

銃撃

LAとNYC、どちらも同じ方法だがLAの方がバレットタイムはやりやすい。 NYCは発動してもすぐに終わってしまうことがある。

このようにどちらも長所短所がある。

LAは先述のようにストーリーの分岐があるが、進め方によっては、現実にはありえないもの例えば地底に住む巨大な炎の竜を主人公が銃で倒す、超能力者が出てくるなど、かなりファンタジー要素が強い内容にもなっている。一方でNYCはボスとなる犯罪者が劇場の舞台装置に乗ってその搭載兵器で主人公を攻撃してくるといったことはあるが、前作のようなファンタジーに振った流れはなく、元ストリートギャングの警官が仇を追求していく趣旨に徹している。このように両者はアクションゲームという土台と、そのための操作やシステムは共有するところがありながらも、前作はLAを舞台にした荒唐無稽さも許容しアクションをひたすら追求したゲーム、今作はニューヨークを舞台にし、ストリートの雰囲気を前面に出したハリウッド映画的ポリスアクション、ぐらいの違いがある。よって、いずれかを遊んで楽しんだものがこれを知らず、同じシリーズだからともういずれかに手をつけると違和感を覚えるかも知れない。

LAPDとNYPD

Los Angeles Police DepartmentNew York City Police Departmentはいずれもアメリカの市における自治体警察。アメリカは日本の市に相当するCityにPolice Departmentが置かれ、州が持つ犯罪の捜査、逮捕、取調べなどの法執行権を行使する。またロサンゼルスもニューヨークも大都市なのでLAPDは約17,000人、NYPDは約35,000人の職員を擁し、その規模は日本の都道府県警察に匹敵するので、日本人が想像する「市の部局」といった印象からするとかなり大規模と言える。ゲーム内では権利上の関係からかLAではパトカーのドアについている市章(実際のパトカーの市章)が省かれていて、またNYCでは全体を通して市警察名称の省略形は「PDNY」と表記され、マーカスが着用する制服上腕部のワッペンでは中央部のしるし(NYPDのワッペン)も変更されていた。

攻略本

LA、NYCともアメリカのゲームソフトメーカーBradyGamesのOfficial Strategy Guide(英語版のみ)が発売されている。日本ではAmazon.comなどで購入することが可能。

外部リンク

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