SAAB

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340B

SAABサーブ) は Svenska Aeroplan AB (スウェーデン航空機会社) の略であり、 スウェーデン航空機自動車のブランドである。現在は自動車部門である「サーブ・オートモービル」はアメリカの自動車製造大手のゼネラルモーターズの100%子会社。

近年では同社のブランド名を冠した自転車が日本国内で販売されている。

目次

航空機

サーブ 32 ランセン
サーブ 2000
サーブ 39 グリペン

1937年にスウェーデンの国産航空機を生産するために設立した。第二次世界大戦中に自国の中立維持のため、軍用機を量産する一方、戦争終結に備えて自動車製造を計画していた。

民間機旅客機)部門は主に小型レシプロ及びターボプロップ機を生産しており、日本でも日本エアコミューター北海道エアシステム国土交通省などが340や2000シリーズを導入しているが、エンブラエルボンバルディア社などが参入した後の競争激化による収益性の悪化により、現在は民間機部門は廃止された。

軍用機

民間機・練習機


サーブ・オートモービル (自動車)

歴史

92 B
93 750GT
96
96 V4
95 V4
90

参入

第二次世界大戦の終戦翌年の1946年には2サイクルエンジンを搭載した前輪駆動車「92001」を完成。水滴形のボディ、強固なモノコック構造等、航空機メーカーの特色が現れていた。その量産仕様「92」(en 92)は1950年に販売が始まった。これ以後、「92」の発展モデル「93(3気筒エンジン搭載)」(en 93)や「96(後にドイツフォードのV4エンジン搭載)」で国際ラリーでも活躍する一方、スポーツモデル「ソネット」(en Sonett)シリーズも生み出した。これら一連の「92」発展モデルの製造は1980年まで続けられた。

量産車初のターボ

一方、1967年にはその後ののサーブスタイルの源泉とも言うべき、中型の「99」が登場。1977年に量産市販車で世界初のターボエンジンを搭載した「99ターボ」を発売し、一躍注目される。直後の1978年に主力モデルを改良型の900へと移し、ターボモデルも好評裡のうちに引き継がれた。

1984年には「99」の後継となる「90」(en 90)が登場した。「90」のボディーは「99」の前半部と900の後半部を繋いだもので、ベーシックカーとしての役割を持たされていた。

フィアットとのジョイント

1984年にはフィアットとの合弁事業で、フィアット・クロマ(Fiat Croma)、ランチア・テーマアルファロメオ・164との姉妹車となる、「9000」が登場、大衆車メーカーから高級車メーカーへと転身を図った。

GM傘下に

1990年、乗用車部門がゼネラルモーターズ(GM)との折半出資会社「サーブ・オートモビル」に移管され、2000年にはGMの完全子会社となった。この間、オペルのプラットフォームを利用した新型9001993年。後の初代「9-3」)や「9-5」などが登場した。

かつては商用車ブランド「スカニア」を所有し、エンブレムにも「SAAB」の下に「SCANIA」と併記されていたが、1995年に別企業に分離した(スカニアは後にボルボによる買収計画を経てフォルクスワーゲングループ入りしている)。

車種一覧

現行モデル

日本投入モデル

9-3
9-5
  • 9-3(ナイン・スリー:en 9-3
    • 4ドアセダン
    • カブリオレ
    • SportCombi (日本名スポーツエステート) - 9-3ベースのスポーツワゴン仕様。9-5のワゴンはエステートと称するが9-3ではコンセプト性からかサブネームはスポーツコンビとされる。
  • 9-5(ナイン・ファイブ:en 9-5
    • 4ドアセダン
    • エステート


日本未導入モデル

9-2X
9-7X


旧モデル

99 ターボ
Classic 900
New 900
9000
  • 96(en 96)
  • 99(en 99)
    • 92以来の水滴型ボディに次ぐ第二世代目のサーブとして1968年に発売。ボディサイズは大型化され、4ドアも登場、エンジンも2リッターまで大型化され後にはターボモデルも加わった。サーブの名とその個性を世界に広めた成功作で、その基本設計はClassic 900まで25年にわたって引き継がれた。
  • 900(en 900)
    • 初代と二代目の二世代はそれぞれClassic 900とNew 900と呼ばれる。Classic 900は2 ~ 5ドアとカブリオレの幅広いバリエーションと、その個性的なスタイルから日本でも人気があった。
      New 900はオペルオペル・ベクトラシャーシをベースとしており、味付けによる差別化には留意されているが、歴代サーブ車の乗り味は途絶えた。New 900のパッケージは、そのまま初代9-3まで引き継がれている。
  • 9000(en 9000)
    • 9-5が登場するまでのサーブのフラッグシップ。
      フィアットとのジョイントベンチャーによる「ティーポ4(クァットロ)」計画の落とし子とも言え、サーブらしさのない乗り味とスタイル、品質の低下などから日本では不評で、現在9000を見かけることはあまり無い。4ドアセダン(CD,Griffin)と5ドアハッチバック(CS、タラデガ、Aero)の二系統があり、カブリオレは、サーブ史上最も「ゆるい」ボディーの影響か、プロトタイプでの検討のみに終わっている。


日本での販売

日本ではシトロエンプジョーとともに西武自動車販売セゾングループ)により長く輸入されていた。1992年から1996年までは、当時ポルシェの日本総代理店でもあったミツワ自動車の子会社「ミツワインターナショナル(通称サーブミツワ)」が輸入権を持っていた。その後、一時的に日本ゼネラルモーターズ(日本GM)が「SAAB JAPAN」として輸入したが、1997年にはヤナセに変更になり、現在では再び日本GMがサーブ車を輸入し、全国のヤナセの販売網で販売している。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

専門サイト

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