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DOS(Disk Operating System、ドス)とは、ディスク装置を前提としたコンピュータのオペレーティングシステム(OS)のこと。現在ではMS-DOSや、MS-DOS系のOS(MS-DOS、PC DOS、DR DOSなど)を総称して呼ぶ場合が多い。
概要初期のコンピュータは、入出力は紙テープ・磁気テープ・プリンタなどであったため、ディスク装置を使用できるOSは比較的高度なものであった(OS/360#ファミリー も参照)。 しかしディスク装置が一般化したため、ディスク管理など最低限の機能しか持たないOS(例えば、グラフィック画面の制御や、マルチタスク機能や、標準の通信機能などは無い)、という意味にもなった。 種類代表的なものには以下がある。
MS-DOSとPC DOSパーソナルコンピュータの世界ではマイクロソフトとIBMが開発販売した製品が特に有名で、単にDOSと呼ぶときはこれらの製品を意味することが多い。IBMのパーソナルコンピュータ用DOSであるPC DOSだけを限定的にDOSと呼ぶ場合と、IBMのPC DOSとマイクロソフトのMS-DOSを合わせてDOSと呼ぶ場合がある。また、DR DOSを始めとするPC DOS/MS-DOS互換OSも含めてDOSと呼ぶ場合もある。 ほとんど同じ製品なのでMS-DOSとPC DOSとはしばしば一緒に扱われるが、厳密にはMS-DOSはマイクロソフトの製品、PC DOSはIBMの製品である。マイクロソフトが主体となってマイクロソフトとIBMが共同開発した。Ver.5までは大きな違いがなかったが、Ver.6以降はマイクロソフトとIBMが業務提携を解消したため、分化した。 現在国内で商用で発売されているDOSはPC DOS 7を2000年問題に対応させたPC DOS 2000のみ。
APPLE IIPCでDOSという名称をもっとも早く使ったApple II用のDISK機能拡張もDOS3.xと呼ばれている。これはBASICに付加することを強く意識しているため、一見すると他のマシンで言うところのDISK-BASICのようだが、標準入出力(Apple IIは当時のPCには珍しく、ROM-OSレベルで標準入出力の概念を備えている)を通じて呼び出される独立した機能拡張である。すなわち、BASICのコマンド拡張であるDISK-BASICと異なりBASICからも標準入出力を通じて呼び出さなければならず、他方、BASIC以外の言語からも容易に呼び出すことができる。このようにDOS3.xはDISK-BASIC全盛期においてBASICから独立した独特の実装となっているが、結局はなんらかのプログラム言語の付加機能として機能することを前提としている点で、現在の一般的なDOSの概念とは異なると考えてよいだろう。 DISK-BASICMicrosoft BASIC系のBASICインタプリタでは、フロッピーディスクの普及に伴い、インタプリタの拡張機能としてディスク関連機能が搭載されるようになった。これも、広義のDOSの一種と言うことができる。 当初はオプションであったが、フロッピーディスクさらにはハードディスクの普及の本格化に伴い、標準的な機能として含まれるようになった。MS-DOS等がDOSのデファクトスタンダードとしての地位を確立するまで、利用された。
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