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専用線(せんようせん)は、電気通信事業者が提供する特定顧客専用の有線・無線通信回線である。二地点間のものだけではなく、星型・分岐型の構成も可能である。専用の通信線路や電波周波数帯域を用いるとは限らず、他の回線と多重化されているものの方が多い。 利用者自身で設置するものを私設線、加入者間で相手先を任意に変更できるものを公衆網と呼ぶ。 特徴として次のような点がある。
主な目的と用途公衆網の途絶時も確保しなければならない通信や、改竄・盗聴を防止しなけばならない通信のセキュリティを確保する。
回線の使用頻度が高く、公衆網よりも料金を安くするため。
かつて、ダイヤルアップ接続が主流でブロードバンド回線がなかった時代、専用線接続でインターネットに接続していた個人ユーザーも一部でいた。 また、支店代行電話も区域外のNTT局舎から専用線を引いて構築していた。 料金料金は定額(固定)であるが、通信速度(伝送容量)と距離によって変化する。 コンピュータネットワークの構築に利用されるデジタル回線の場合、回線容量の少ない(64Kbps)近距離でも、月額3万円程度の料金がかかるため、個人で導入されるケースはほとんどない。 東京-大阪間を6Mbpsの専用回線で結ぶ場合、月額400万円程度かかる。テレビコンテンツの伝送用のような数十Mbps程度になると、月額数千万円から億の単位になる。--その他参考資料NTT ギガストリームTypeG Etherアークストリーム料金表(PDF) 主なサービス
他 提供企業歴史1906年7月20日、日本初の専用線電話サービスが日本銀行と横浜正金銀行本店間で開始された。 1960年代からアナログ専用線とモデムによるデータ通信が行われるようになった。 1980年代に高速デジタル専用線サービスが開始され、アナログ専用線を徐々に置き換えていくようになった。 2000年代に入り、通信事業者の専用イーサネット網を利用した広域イーサネット、インターネットを利用して仮想的に専用線を構築するVirtual Private Network(VPN)など、より安価な仮想専用線サービスが利用されるようになっている。暗号化・カプセル化などのセキュリティ向上、通信速度の高速化による遅延(ディレイ)の減少により、適用できる範囲が拡大したためである。(例 : 住民基本台帳ネットワーク・銀行のオンラインシステムなど) 回線借用回線借用(Down for maintenance)とは、通信事業者の都合(線路移転、設備保守など)により専用線回線を一時停止することである。通信事業者は借用が発生する場合には事前にユーザに申し入れ、日程の調整が行われる。 外部リンク |
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