|
トケラウ(Tokelau)は南太平洋にあるニュージーランド領の島嶼群。旧称はユニオン諸島(英:Union Islands)。アタフ島、ヌクノノ島、ファカオフォ島の3つの環礁からなる。
歴史
1765年にイギリスの戦艦がアタフ島を「発見」し、1889年にトケラウはイギリスの保護領となり、1916年にはイギリス領ギルバート・エリス諸島に編入された。
その後1925年にニュージーランドの管理下に移され、1948年、正式にニュージーランド領となる。2006年、2007年と続けてニュージーランドとの自由連合国へ移行する是非を問う住民投票が行われたが、得票率が成立に必要な3分の2に届かず否決された。
地理
トケラウの地図。西からアタフ島、ヌクノノ島、ファカオフォ島。
3つの小さな環礁、アタフ島、ヌクノノ島、ファカオフォ島からなる。
この3島は海抜が低く、1989年の国連白書によると、地球温暖化による海面上昇を食い止めなければ21世紀中に海に水没する運命にあるとされる。
経済
わずかに農業と漁業がおこなわれているが、自給的なものが中心。主要作物はコプラである。
島内での民間雇用は厳しく、出稼ぎ者からの送金や仕送りに頼る部分が大きい。そのため、自由連合国としての自立も厳しい状態にある。
トケラウ諸島に割り当てられた国別ドメイン(ccTLD)である「.tk」を貸し出すことによって外貨を獲得している(管理はオランダのTaloha, Inc.に委託)。
トケラウには空港がなく3つの環礁への交通手段はカタマラン(双胴船)連絡便で行くしかない。そのほかには月に一度の貨物船がトケラウに寄るぐらいである。
住民
ポリネシア系トケラウ人がほとんどで、ヨーロッパの白人とポリネシア人との混血である。
公用語は英語とトケラウ語(サモア語に近い言語)である。
宗教はロンドン伝道教会が68%、カトリックが29%。
外部リンク
|